スリランカに行ってきました(2)

スリランカ訪問 3 日目は、長年弊社を担当してくれているスリランカ人スタッフさんの結婚式に参列しました。

式場はスリランカの中でも人気の高い式場だそうで、挙式は屋外の湖のほとりで行われました。
新婦の弟さんがデザインされたという、長いベールのあるウエディングドレスがとっても素敵でした!

そしてスリランカ訪問 4 日目。

この日は、スリランカのルフナ地域にある「ガラボダ茶園」に行ってきました。

ルフナは、スリランカ南部の「ロウグロウン ( 低地 )」を代表する産地で、そこで採れる茶葉は個性が強く、濃厚でどっしりとした味わいとふんわりとした甘味が特徴です。

「ガラボタ茶園」へは、滞在先のコロンボから高速道路と山道を使用して約 2 時間ほどで到着しました。

到着後、ちょうど茶摘みの様子を見学することができました!

デリケートな作業なので、女性のみで茶摘みをおこなっているそうです。

「ガラボダティーファクトリー」は 1935 年に設立され、88 年という長い歴史の中で培った技術と経験から、質の良い美味しい茶葉を作るティーカンパニーとしてスリランカの中でも知られています。

現在は、有機茶葉専用の工場を建てるなど、主に有機栽培に力を入れており、
アメリカの USDA をはじめとしたいくつもの認証を受けています。

私たちは今回、スリランカ訪問中に今まで仕入れたことのない美味しい紅茶を探しにいくのと同時に、
経済危機に陥ったスリランカに対して、少しでも貢献できないかという思いからこちらの茶園を訪問しました。

ガラボダ茶園の敷地内には 5 軒ほどの家が建っており、そこで暮らす人々のほとんどが紅茶作りに携わっています。
また、ガラボダ茶園は、周辺の小規模農家からも茶葉を買い取ることで彼らの生活を支えています。

私たちがティーメーカーとして、質の高いスリランカの茶葉を輸入するためにも、茶園で暮らす生産者さんたちの意識と技術の向上は欠かせません。彼らの生活が豊かになることで、生産者さんたちの意識も高くなり、より美味しい紅茶をお届けすることができます。

茶園の生産者さんたちが良い茶葉を作り続けてくれるよう、私たちは今後も適正な価格で質の良い茶葉を見極め、仕入れることで、スリランカとの密接な関係を築いていきたいと思っています。

最後に...

今回、その他にもスリランカの色んな街並みを観光することができました。

写真はガラボダ茶園訪問後、おすすめの場所があるよと現地の方に観光に連れて行ってもらったスリランカ南部最大都市「ゴール」の街並みです。ゴールは海にも近く、世界遺産もありとても素敵な町でした。

スリランカにはまだまだ色んな茶園があるので、今回行けなかったところにも是非また行ってみたいと思っています。

そしてもっともっと紅茶について勉強し、皆さんにもお伝えできるようにしていきます。